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2021.02.16

魅力発見!将棋って面白い!

本来の将棋を目指して研鑽をつむ子どもたち

公益社団法人 日本将棋連盟 山形県支部連合会会長 天童支部会長 大泉義美さん

リーグ戦対局中。指導をうけるときも真剣です

将棋交流室。感染症拡大防止策を講じて運営されています。隣の将棋資料館も必見です

66将棋盤面。歩が6枚とその他の駒1枚ずつ(飛車・角行はどちらか1枚)を選んで使用する。自陣を並べ終わったら対局開始!

将棋の魅力や将棋への思いについて、日本将棋連盟天童支部会長の大泉義美さんにお話を伺いました。
 
―交流室について教えてください
大泉 教室は毎週水・土曜、木曜も行い、プロ棋士による指導を受けています。
礼儀作法をもっとも重視し、将棋を通して礼儀を学び、棋力と同時に思考力や人格も成長することを目指しています。
今は100人くらいで、本当に好きな子が残っていますね。
 
―将棋の面白さ・魅力は?
大泉 苦しんで耐え抜いて、それを糧に成長できることが魅力です。
勝負なのでやはり勝ち負けはありますが、一手一手のせめぎ合いを耐えて乗り越えたときが一番面白いです。
大山名人も言うように、どんなに苦しい時でも発散せずにとどめて耐えてこそ集中力が付き上達し、人間的にも成長します。
心技体といわれますが、心を鍛えるには将棋が一番だと思うのです。
藤井さんは高校生でもあれだけの力を発揮するのがすごいですね。
 
―これから竜王戦がありますが…
大泉 第7局、ぜひ天童で対局してほしいです。藤井さんは敗退してしまいましたが、
羽生さんは永世7冠で100期目をかけての対局になるので、来ていただければ盛り上がると思います。
 
―今後への抱負をお願いします
大泉 将棋をやってよかった、と感じてもらうことです。
それが伝統文化である将棋の普及につながり、青少年の健全育成や交流が広がることで社会貢献にもなります。
AIも発達していますが、学ぶところは学んだうえで人間同士の対局に生かし、お互い共存共栄を追求していくことが必要ではないでしょうか。
お互いに将棋を通して成長・発展することで、末永く子どもたちの育成に貢献していきたいです。
 
【将棋に親しみ、天童を楽しんで!】66(ロクロク)将棋に迫る!
Q.66(ロクロク)将棋アプリとは?  
66将棋は、将棋を活かした地域活性化の取り組み「コマノミクス」で新しくルール開発したものです。
将棋の面白さはそのままに気軽に短時間で指せるようにしました。最大の特徴は駒の配置を決められることで、
200万通り以上の組み合わせでスリリングな展開が楽しめます。
Bluetoothで密にならずに対局でき、初心者でも将棋に親しんでもらえます。
背景に天童らしい画像を敷いて、天童らしさもアピールしています。
 
Q.今後の期待は?
藤井二冠をはじめとする将棋ブームで新しく将棋を知った方も、
66将棋を通して将棋そのものに、さらに天童に興味を持っていただき、コロナ収束後には天童に来て街中を散策してほしいですね。
有名棋士作の詰将棋など将棋を楽しむ仕掛けがあり、将棋にちなんだ食めぐりもできます。
名人戦で提供されたおやつで名人気分も楽しいですよ。ぜひ天童をまるごと楽しんでください。
※アプリは事業に賛同した京都の「STUDIO SHIN」の協力にて製作。iOSのみ対応。問い合わせは天童商工会議所(023-654-3511)まで
 

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