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2022.03.16

煌びやかに繰り広げられる盤上の合戦 将棋のまち天童を満喫し いざ勝負、「人間将棋」

2019年の様子。 ※画像は天童市提供

昭和31〜61年の将棋野試合の様子。 ※画像は天童市提供

天童桜まつり実行委員会実行委員長・ (一社)天童市観光物産協会会長 伊藤彰さん

一般社団法人 天童市観光物産協会 ℡ 023-653-1680/JR天童駅パルテ2階

天童市将棋資料館 ℡ 023-653-1690/JR天童駅1階

春、桜の咲き乱れるなか、豪華絢爛な人間将棋が3年ぶりに開催。
その歴史や楽しみ方など、知れば知るほど奥が深く興味が尽きません。
 
故事に由来し時代とともに発展してきた人間将棋
春の風物詩として賑わう天童市の「人間将棋」。地元の人はもちろん、国内外から多くの人を集めていたものの、コロナ禍で2年連続して中止を余儀なくされました。今年、藤井聡太竜王を迎えて3年ぶりの開催が決定し話題を呼んでいます。
「人間将棋」は、豊臣秀吉が春爛漫の伏見城で小姓や腰元たちを駒に見立てて将棋の野試合を楽しんだという故事にならい、昭和31年から始められたと言われていますが、ルイ14世がベルサイユ宮殿で楽しんだ人間チェスにヒントを得たという説もあります。当時の写真を見ると駒を頭に載せた子どもが線を引いた地面に座っています。駒役にもかかわらず子どもらしく自由に動いてしまい大変だったとか。昭和47年には舞鶴山山頂(現在の会場)に場を移し、一層賑やかに観光客が詰めかけるようになりました。
昭和62年からはそれまでの着物、法被、裃から鎧兜を身に着けた勇壮な武者姿に、駒役は公募になりました。全部で約17kgの鎧兜を着つけてもらい、指示に合わせて動き活躍するのは、とても晴れやかで天童市ならではの経験だと思います。プロ棋士同士の対局は平成3年からで初対局は羽生善治棋王(当時)対屋敷伸之棋聖(当時)だったそうです。
さまざまな工夫が凝らされ発展してきた人間将棋、今年の開催がとても楽しみです。
 

人間将棋の魅力を通して天童の歴史・文化を感じて
天童桜まつり実行委員会実行委員長・(一社)天童市観光物産協会会長 伊藤彰さんにお聞きしました。
 
― 人間将棋の見どころは?
誰もがさまざまな見方で楽しめるところですね。受け継いできたのは、桜満開のもと豪華絢爛で良いものを皆さんにご覧いただきたいという思い。やはり人間将棋の背景には満開の桜に勝るものはないと感じています。

― 今までで印象深かったことは?
対局はどれも面白いですよ。実はある程度時間の制約の中ですべての駒を動かすように配慮して対局していただいています。また、大盤解説で解説者のおしゃべりも楽しく盛り上がります。ゲストで神木隆之介さんがいらしたときは入山規制をしなければならないほどものすごい人出でした。今年は藤井竜王の対局なので、さらなる賑わいが期待されます。
 
― 今年の開催への期待は?
数年越しの願いが叶い藤井竜王をお迎えできます。天童は将棋の聖地、五冠となり一番においでいただけるのはとても名誉なこと。万全なコロナ対策を行ってまいります。
 
― 伊藤さんにとって人間将棋とは?
人間将棋は天童らしさを一番伝えていくものです。歴史もあるし美しい華やかさ、見ての楽しさがあります。
天童は織田信長の次男信雄を祖とする2万石の織田藩。家老 吉田大八が困窮した藩の財政を救うため武士の品位を損なわない内職として書き駒の製作を推奨したのが将棋が栄えた始まりとされます。織田の位牌を祀る三宝寺や信長を祀る建勲神社など、将棋を通して天童の歴史や魅力にも触れてほしいですね。

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