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2021.02.16
明るく希望に 満ちた新年を─ 年の初めに縁起をかつごう
干支の縁起ものは人気。愛嬌のある表情がたまりません。
蔵六面工房 二代目 木村菖一郎さん
たくさんの作品がそれぞれの表情をみせる店内
おかめ・ひょっとこはユーモラスな表情のものが何種類もあります。
和紙の味を活かしながら墨、水彩絵具等で絵付けします。
上山市で張り子制作を行っている蔵六面工房の木村菖一郎さんにお話を伺いました。
―蔵六面工房について教えてください
木村 昭和53年に初代・木村蔵六が始めました。幕末期の長州藩の医師、大村益次郎、通称蔵六の生きる姿勢に共感して名付けたそうです。
あとで知ったところ、吉祥の代表格であり万年生きるという亀の別名でもあるそうで縁起もよいとなりました。
―張り子とは?
木村 型に濡れた和紙を張り、乾かし、型からはずし、それに彩色して作る人形や面のことです。
当工房では和紙を専業の紙漉きさんに手漉きしてもらい、それ以後は完成まで全てこちらの手作業で作っています。
毎年型が増えています。
―どのような種類がありますか
木村 大きくわけると「面」と「人形」です。その中でも大きさや小話によって「かわらけ」「いろは」など分類されます。
その他、干支ものや招き猫、だるまなどたくさんあります。現在、型が2〜300種位あります。
―作っているときの思いは?
木村 一つ一つ顔や表情が少しずつ違うので、その表情や雰囲気などの個性を見てほしいと思います。
ちょっとした描き損じも個性と思ってポジティブに楽しんでいます。
―今後の展望は?
木村 これまでは先代の作品を作ってきて、いわば修行と言えます。
これからは2代目として自分なりに新しい作品を作っていきたいです。ポップな張り子も出ていますので、興味をもってもらえればうれしいです。