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2021.02.16

人と動物との調和のとれた共生社会の実現を目指して 山形市動物愛護センター「わんにゃんポート」

保護された猫たちは最期まで責任をもってしっかり飼ってくれるあなたを待っています。

センター長 吉田浩治さん

獣医師 藤田真理さん

大切な心得を学んで大切なペットと暮らしましょう。

譲渡前講習会の様子。

人に慣れる訓練をしています。

山形市動物愛護センター「わんにゃんポート」

動物の適正飼養の普及啓発施設「わんにゃんポート」のセンター長 吉田浩治さんにお話を伺いました。
 
―わんにゃんポートとは?
吉田 動物愛護にかかる適正な飼養管理を普及啓発し、市民と動物との共生を目指す社会づくりに貢献することを目的としています。
狂犬病予防に関することや、公共の場で病気やケガで動けなくなった猫の収容も行っています。
 
―どれくらい収容されましたか?
吉田 昨年は犬19頭、猫91頭を収容しました。猫については、命が危ないと判断した時に収容しています。
今年は親猫の育児放棄等により衰弱している子猫の収容が多いため、昨年より増えています。
 
―譲渡は増えていますか?
吉田 猫ですと昨年52頭ですが、今年は10月末時点で既に昨年と同じ頭数を譲渡しています。
譲渡を希望する際は、譲渡前講習会を受けることが要件で、受講すれば県内4か所にある県の保健所からの譲渡も可能になります。
本当に多くの方から新しい家族として迎え入れていただき感謝しています。
 
―譲り受けるための注意は?
吉田 飼う以上は責任をもって家族同様に最期まで飼っていただきたいです。
犬や猫を飼うことに家族全員が賛成しているか?飼養スペースや金銭面は大丈夫か?飼えなくなった時は誰が飼うのか?など、
万一の場合を想定して決めてほしい、飼わないと決断することも選択肢の一つですね。
センターには猫に関する様々な相談や苦情が多く寄せられます。
多頭飼育崩壊、糞尿被害やエサやりに関するトラブルなど、何気ない私たちの行動が猫を街の悪者・ 嫌われ者にしてしまっているケースがあります。
今一度、私たち人間が自身の行動を振り返る必要があると思いますね。
 
―読者の方へひと言お願いします
吉田 飼うということは命を委ねられているということ。
しっかりと責任をもって最後まで寄り添ってもらえれば、動物も喜んでいると思います。
 
 
「わんにゃんポート」で命をつなげる獣医師の藤田真理さんにお聞きしました。
 
―お仕事の内容を教えてください
藤田 収容された犬猫の健康状態の確認や必要な処置をして、譲渡に向けた体調管理を行います。
個々の健康管理や衛生管理はもちろんのこと、犬や猫の収容施設という性質上、感染症防止対策を確実に行うことも重要なことですね。
 
―収容される動物は?
藤田 公共の場で弱って動けなくなっている犬や猫が収容されます。
感染症にかかっていたり、やせ細って体温が低くなっていたり、交通事故で骨折や外傷があったり、状態によっては助けられない命も多くあります。
このような状況を見るたびに飼い主の方が責任をもって適正に飼ってくれていたら、こんなに苦しい思いはしなくて済むのにとつくづく感じます。
こうした犬や猫を少しでも減らすことも私たちの重要な役目だと思っています。
 
―飼うときに守ってほしいことは
藤田 飼い方が適正でないと結局かわいそうな目にあうペットが増えてしまいます。
多頭飼育崩壊や飼育放棄はもはや他所事ではありません。外では猫同士の喧嘩によるケガやウイルス感染、
交通事故にあったりする危険がありますし、予期せぬ繁殖をしてしまうこともあります。
しっかり不妊・去勢手術をして室内飼いをしてほしいですね。
また、普段からしつけ・訓練をしておくと、災害時など万一の場合にも安心して同行避難ができ、大切なペットの命を守ることにつながります。
ペットも家族の一員です。長い時間を一緒に過ごせば、いろんな問題も起こり得ます。
ペットを飼うということはそれも含めて、一緒にり越えることが大事なことだと思います。
 
―皆さんにメッセージを。
藤田 ペットを飼っている人は最期まで責任をもってかわいがってください。
これから飼いたい人は最期まで飼えるかきちんと考えてください。
その一生に責任を持つということはとても大変なことです。不安があるのであれば飼わないという決断も動物愛護のひとつです。
 

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