山形でHAPPYに暮らすための地域情報ポータルサイト
エリア情報
0425
店舗
0163
商品
0101
クーポン
0002
イベント
0025
採用情報
0042
街の声
0077
記念日
0003
特集コラム
0014

2021.06.18

~雨の季節の前に知ろう~ 令和2年7月豪雨に学ぶ防災

山形県防災くらし安心部防災危機管理課 防災教育推進主幹 古川昭彦さん

非常時の連絡・情報収集の設備を整えた災害対策室

危険な場所かあらかじめ確認し、避難指示が出たら危険な場所から避難するようにしましょう

もしもの場合のために、家族で話し合っておきましょう

災害に学び、これからに備える
自らを守る意識と知識を
 
昨年の豪雨災害とこれからの防災について、山形県防災くらし安心部防災危機管理課の古川昭彦さんにお話を伺いました。
 
―昨年の7月豪雨について改めて教えてください
古川 大雨に見舞われた県内では、24時間雨量が200㎜を超えたところもあり、平年の7月一か月相当の雨量が1日で降りました。災害後に現場で聞くと、皆さん50年くらいは経験したことのない大雨だったとおっしゃっていました。
 
―甚大な被害でしたね
古川 今までは昭和42年の羽越水害が最大でしたが、農林水産や道路、公共設備等の被害額は今回が上回りました。幸い人的被害は転倒による負傷1名だけに抑えられたものの、水害や土砂災害などで35市町村のうち31市町村で災害救助法が適用されたのです。
 現在のハザードマップは、平成27年の水防法改正より想定最大規模(1000年に一度程度)による被害想定に見直しを図り配布・公開しています。危険地域の範囲も広くなっていますので、今まで被害想定エリア外だった場所も最新版で確認していただきたいです。ただし、想定以上の事態もありえますし、想定地域以外でも被害は起こりえます。過信せずに万一の場合は実際の状況を見て避難してください。
 
―昨年の7月豪雨を受けて変わる点は何ですか?
古川 市町村から出される防災情報が変わります。避難勧告がなくなり避難指示に一本化され、避難勧告が出ていたタイミングで出されます。「危険な場所から全員避難」ですので、危険な場所かどうかあらかじめ確認し実際の様子をみて、避難してください。今まで「勧告」はまだ大丈夫と勘違いされている方が多く見受けられました。指示は発令が遅れたときや逃げ遅れた人がいるときなどに、緊急で出していたものです。勧告のタイミングで指示がでると早いと思われるかもしれませんが、避難指示が出たら必ず危険な場所から避難してください。レベル5はすでに安全に避難ができず命が危険な状態を指します。
 また、災害発生の恐れがある場合、発生前に国が災害対策本部を立ち上げることができるようになります。その場合、避難所開設が容易になり、早めの自主避難受け入れや、夜間や状況が悪化してからなど2次災害の恐れがでる前に避難できるようになります。
 
―メッセージを
古川 近年、激甚災害が頻発化してきています。実際に気象庁の統計でみると、豪雨の発生頻度は1970年代から比べて平均1・4倍になっています。現在、防災・減災の取り組み主体は行政から住民に変わっています。皆さんの命を守る行動を全力で支援しますので、自らの命は自らが守る、地域の安全はみんなで守るという意識をより強くして欲しいと思います。昨年7月に身近で豪雨の経験をした方が多いはず。その危機意識を継続してください。水害は気象情報などである程度大雨の予想ができます。まずは情報をきちんと入手して危険なところにいる人は確実に安全確保し、助けあうことが必要です。コロナ禍でも避難を躊躇しないでください。命を守る行動を!

やまがたの街の情報はSNSでも配信中!