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2023.06.26
県の花「紅花」の魅力を再発見。紅花まつり
紅花は例年6月下旬~7月上旬が見頃です
近年、イベントのほか学校行事で紅花染めの体験をしたり、続々とオリジナル料理が開発されている紅花。伝統を後世に伝えながら新しい事にもチャレンジしていく取り組みが注目されています。
ここでは産業や観光で活躍する紅花の歴史と、7月開催の紅花まつりをご紹介します。
【山形と紅花の歴史】
紅花の原産地は中近東。歴史は非常に古く3世紀頃に日本にやって来たとされ、初めは近畿地方で栽培、徐々に日本各地に広まっていきました。
現在の山形県に入ってきたのは室町時代末期と考えられており、江戸時代の中期以降に最上川流域での栽培が急速に広まりました。村山地方は土地が肥えており、朝露などの発生も多く栽培に適した条件が揃っていたようです。最盛期は幕末の頃で、かなり広い面積で栽培されていたという記録が残っているとの事です。
1982年には紅花が「県の花」に制定されました。
10年後の1992年に本県で開催された第47回・国民体育大会では、テーマを「べにばな国体」とし、県内全市町村を会場に県民総参加の大会を身近に感じられる開かれた国体となりました。
以下は紅花まつりのご紹介です。
みなさんも是非イベントに足を運んで、紅花の魅力をあらためて発見してみませんか?
【第38回 山形紅花まつり】
山形市の高沢地区内を会場に昭和61年に開催したのをきっかけに、今回で38回目を迎えます。1991年には高瀬地区が映画「おもひでぽろぽろ」の舞台のモデルとなり話題になりました。その後も映画の名場面の実際の景色を見ようと訪れる観光客で賑わうそうです。
本会場周辺は約3万本が咲き、うしろの山も背景として取り込む圧巻の景色が広がります。今年は待ちに待った4年ぶりの通常開催となります。
◆日時:7/8(土)・9(日)
◆場所:山形市高瀬地区
・本会場/高瀬紅花ふれあいセンター
・高沢会場/高沢地区内
詳しくはイベントページへ
【河北町紅花資料館 紅花まつり】
河北町紅花資料館は、屋敷の総面積が約80aあった紅花の豪商・堀米四郎兵衛の屋敷跡。昭和57年、武器・生活用品・古文書など5,000点と共に町へ寄贈、その後修復や整備ののち昭和59年5月に開館しました。敷地内に紅花畑があります。
紅染衣装の展示や紅花リース製作体験の他、紅花路を駆け抜けるマラソン大会を開催。まつり期間中は資料館の入場無料です。
◆日時:7/1(土)・7/2(日)
◆場所:河北町紅花資料館
詳しくはイベントページへ
【2023柏倉九左衛門家紅花まつり】
柏倉九左衛門家は江戸時代に村山地方で最多量級の紅花生産を誇った豪農でした。平成25年、明治期を最後に途切れていた紅花栽培を、有志が門前の畑で137年振りに復活。平成30年には日本遺産「山寺と紅花」の構成文化財に認定されました。
歴史ある旧家と鮮やかな紅花の組合せは写真撮影にも◎。旧柏倉家住宅(九左衛門家)のほか、分家の各拠点も公開しています。
◆日時:7/1(土)・7/2(日)
◆場所:旧柏倉家住宅、旧柏倉惣右衛門家住宅、柏倉喜作家(みんなの居場所 岡縁里)、柏倉清右衛門家
詳しくはイベントページへ